前者後者論ユニバーシティ1期、受講中のれいなです。
※前者後者論って何?という方は コチラ

FB上には「前者後者論サロン」という有料サロンがありまして。
そちらでは動画配信などが行われているんですね。

今日の配信で話題になった「世界観」の違いについて。
この例えが、元オタクとしてはとっても分かりやすかったの。

・前者はRPG
世界設定が先にあって、そこに自分の操作するキャラが1プレーヤーとして参加している感覚。
たぶん、オンラインRPGなんてモロだよね。
同じ世界観のなかに、自分の他のプレーヤーもいる感じ。

前者のちぃさんからのコメントで面白かったのが、
>だから、起こる出来事はタスクだし、起こるのが前提。
>だから、役に立つかもわからないスキル磨きに精を出したりして、
>ベースのレベルを上げようと努力する

これ、こういう人って現実社会で出会うと、後者の私としては不思議だったの。
なんでそんな、粛々と受け入れられるの?とか、
なんでそんな、スキルアップとか資格取得とかに素直に向かえるの?とか、
なんでそんな、レベルアップ命!みたいな思考になるの?とか。

これも、「あのひとたちはリアルRPGをしてるのか!」と思えば、なんとなく想像がつく。

でもって学長から

>前者は架空の世界で生きてる(法律とか貨幣とか)

という主旨の話があったんですけど、これもさ。
オンラインRPGでギルド組んでる人たちがその集団のルールを作って遊んでたり、もっと言えば、プレイヤーコミュで問題定義して盛り上げて、次回作で運営に採用して貰おうぜ!みたいな動きだ思うと、想像がつきやすいなぁ。

後者にとっては、閉じた世界観の中で遊ぶのは窮屈だけど、RPGだと思えば「これはそういうゲームだ」という感覚も理解できる。

前者さんを不思議に思ったり、実生活でつまづきを感じたりしたときは、RPG的発想で見てみるといいかもしれん!!!という発見があったのでした。


・後者はフルダイブ系
後者は、この記事にもありましたが、バイオハザード形式。

学長から、前者が架空に生きてるという件に対応して

>後者は現実(または現実より下の層)を生きてる

とのお話がありました。

これ、よく浮世離れしてると揶揄される後者からすると言葉尻では逆に感じちゃうけど、ほんとにそうなのよね。
リアルに、目の前にある森林だとか他の動物だとかを目視しながら生活してる。

でその延長で、「下の層」とはなにかというと

>プレーヤー側ではなく、ゲーム開発者側の視点なの。

という話。
どういうことか、私なりに解釈すると、後者の場合、主観によってどんな世界を見出すかが、かなり左右される気がするんですよ。

目の前に、バイオハザードのように敵のゾンビしかいない世界を見出すか。
それとも、恋愛シュミレーションのようなモテモテで困っちゃう世界を見出すか。

んでさらに言えば、その外にはRPG的な世界が広がっているわけで。
そこでは、隣の人はちゃんと情報を教えてくれて、敵には協力して向かえばよくて、武装を重して対応するんじゃなくて戦えばそのぶんちゃんとレベルもあげられる、という安心も安全も手ごたえもある世界を見出すのか、というのが、自分次第なんだと思う。

というわけで、

前者さんはRPGじゃない世界もあるって知ればいいと思うし、
後者さんはRPGの世界もあるって思えばいいんじゃないかな、と思ったのでした。